【現場レポート】東京都内マンション 外壁タイル補修工事

東京都内のマンションにて、外壁補修工事を行いました。
現地調査の結果、タイルの“はらみ”(タイル表面が膨らんで浮いている状態)が確認されました。
今回は、はらみの見られた箇所を中心に、「プレスダウングラウト工法」による補修を実施しています。

プレスダウングラウト工法は、専用フレームでタイル面を押さえた状態で樹脂を圧入する工法です。
強い圧力で注入することで、タイル裏の浮き全体に樹脂が広がり、タイルの密着性を回復させます。

この工法には以下のようなメリットがあります。

  • 既存タイルを張り替えずに補修できるため、美観を維持しやすい(色や風合いの違いが出にくい)
  • 張り替え工法に比べて、騒音や粉塵の発生が少ない
  • 産業廃棄物を削減できるなど、環境にも配慮した工法

また、今回の現場でも浮きやはらみの抑制効果が期待できることから、採用に至りました。

プレスダウングラウト工法について

施 工 エ リ ア東京都
建 物 構 造RC(鉄筋コンクリート)造
規   模地上10階建・43戸

外壁タイルの浮き・はらみは、放置するとタイルの落下や雨水浸入など、
建物全体の安全性や耐久性に影響を及ぼす恐れがあります。
栄和技建では、建物の状態を的確に診断し、現場に最適な工法を選定して補修を行っています。

「タイルの浮き・はらみ」など外壁の異常が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。