ハウスメーカーから「そろそろ修繕の時期です」と言われたあなたへ

「築10年を過ぎたので、外壁や屋根の点検をしましょう」
「劣化が進む前に、この範囲の工事をおすすめします」
「保証を続けるためには、こちらの工事が必要です」


家を建てて10〜15年ほど経つと、
このような案内がハウスメーカーから届く時期になります。
家族の思い出が詰まった大切な家ですから、「建ててもらった会社に任せるのが安心かな」
と感じる方は多いと思います。

しかし、当社へご相談に来られる方の多くが、
見積の金額に驚いた」「内容が本当に必要なのかわからない」「修繕費の目安がわからない」と不安を抱えておられます。
確かに見積書を見させていただくと我々の基準からみると、高額であることが非常に多いと感じます。
実は、ハウスメーカーの修繕見積が高額になりがちなのには、いくつか明確な理由があります。
まずはそこからお伝えします。

なぜハウスメーカーの修繕見積は高くなるのか

理由① 中間マージンが積み重なり、費用が高くなる構造

多くのハウスメーカーは、実際の施工を自社で行っていません。

  • 現場管理
  • 下請
  • 営業組織

といった複数の層が入り、全社費用、広告宣伝費等の費用が発生するため、その分どうしても中間コスト(マージン)が積み上がってしまいます。
結果として、同じ工事内容でも費用が大きく上がってしまう
ということが起こりやすいのです。

理由② “自社で建てた家=自社で修繕するもの”という前提の提案

ハウスメーカー側には「建てた家の修繕は自社が受注して当然」
という考え方が根強くあります。

その上、

  • 予防的とはいえ広すぎる範囲の工事
  • 高グレードの仕様での一択提案
  • 価格的競争を意識していない提案(相見積もりがない前提)

をまとめて案内してくることがあります。

理由③ “保証”を理由に工事範囲が広がることが多い

担当者からこう言われた方も多いはずです。

保証を付けるためには、この範囲まで工事が必要です

つまり、保証を理由に“大きめの工事”をすすめられるケースが多いのです。

しかし実際のハウスメーカーの保証は、

  • メーカー起因の瑕疵のみ
  • 経年劣化は対象外
  • 修繕した箇所のみの保証

と、範囲は限定的です。

多くのお客様が勘違いされてるかもしれませんが、メーカーの保証は修繕工事を行った箇所のみが対象です。
新築時に作られた部分、今回修繕を行っていない箇所については、今後不具合が出ても保証されるわけではありません。

つまり、保証のために大規模工事を一式で行う必要はありません。
保証が理由で見積が膨らんでいる場合は、一度立ち止まって内容を見直す価値があります。

“ハウスメーカー以外だと不安”と思う必要はありません

ハウスメーカー側からはよく、

「独自工法だから他社では対応できない」

「独自部品なのでメーカー品が必要」

といった説明があります。しかし実際には、

  • 代替部品はほぼ必ず存在する
  • 一般的な工法で同等の性能が出せる
  • 防水は目的(防水性)を満たせば工法は複数ある
  • 修繕は“現状をどう直すか”が重要で、メーカーと同一仕様である必要はない

というのが実情です。
たとえば、外壁サイディングの目地にメーカー独自のシール材が使われていたとしても、
補修の際は 一般流通の同等品でまったく問題なく施工できます。
大切なのは“メーカー純正品であるか”ではなく、
現状に対して適切な性能を確保できるかどうか です。

  • 劣化状態を正しく診断し
  • 必要な工事を見極め
  • 適切な工法で補修する

という「劣化診断・補修技術」が重要な分野です。
これは “建てる技術”とは全く別の専門領域 です。
つまり、新築を建てた会社でなくても、同じ品質で、むしろ適切に修繕できる。
これがまず大きなポイントです。

修繕は“塗るだけ”ではありません
補修まで含めて一貫対応できる会社が理想

外装の修繕は、単に塗装するだけで終わるものではありません。

  • 外壁のひび割れ
  • 下地の劣化
  • シールの切れ
  • 防水層の浮き
  • 水の流れの悪さ

など、補修が必要な部分を見極め、適切な処置を施すことが重要です。
塗装専門業者の場合、こうした外壁補修を 外部の業者に依頼して対応しているケース も少なくありません。
(それ自体が悪いわけではありませんが、補修の質と判断基準がばらつきやすいのが現実です。)

修繕は“塗る前の補修”が9割と言っても過言ではありません。
補修をせずに塗装をするとしばらくして劣化部分が浮き出てくる可能性が高いです。
だからこそ、塗装だけでなく外壁補修・防水・シールなどを含め、一貫して対応できる会社に依頼するほうが品質・価格の両面で安心です。

栄和技建が選ばれる理由 “誠実な修繕”を徹底しています

① 必ず現地調査を行い、状況を正確に診断します

栄和技建では、現地調査なしでの見積提示を基本的に行いません。
劣化具合は家ごとに全く違い、写真だけでは正確な判断はできません。

※ただし、どうしても現地調査が難しい場合には、
 お客様とご相談しながら、無理のない進め方を一緒に検討し、最適なご提案を考えます。

② 見積は“複数パターン”のご提案が可能です

予算やお考えに合わせて、

  • 必要最低限のプラン
  • 標準的なプラン
  • 長寿命や高機能のプラスアルファのプラン

など、複数の見積パターンをご提示できます。
「どれにすればいいか分からない」という方にも、違いを丁寧にご説明し、納得して選べる体制を整えています。

③ 過剰な工事を排除し、適正価格にする“VE提案(バリューエンジニアリング提案)”も可能

ハウスメーカーの見積を拝見すると、
実際には不要な工事が含まれているケースも多くあります。
※バリューエンジニアリング提案とは、最低限のコストで必要な機能を達成することを目指す手法です。

栄和技建では、そういった箇所を一つ一つ丁寧に説明し、必要な部分と不要な部分を明確にしたうえで提案します。

ハウスメーカーの見積では、屋根全体を新しく作り直すような大規模工事が提案されていました。
しかし当社が現地調査を行った結果、

  • 劣化しているのはごく一部
  • 既存防水の大部分は健全
  • 部分補修+保護材(トップコート)で性能を維持できる状態

であることが判明。
そこで当社は、「劣化箇所だけ新しい防水シートを被せて補修し、その上からトップコートを全体に塗る」
という、ご家庭の状況に合った現実的な工事をご提案。
結果として、100万円以上のコスト削減につながりました。

当社は外装工事を自社施工で行う体制を整えており、必要のない中間コストが発生しにくい構造になっています。

そのため、

  • 工事内容と費用の関係が明確
  • 不必要な上乗せがない
  • 合理的な価格でのご提案が可能

というメリットがあります。
「なぜこの金額になるのか?」という疑問にも丁寧にお答えします。

⑤ ハウスメーカーの見積(価格非公開でもOK)を基に比較見積ができます

金額部分を隠していただいても構いません。
工事項目と数量が分かれば、当社の適正価格をお出しできます。
比較することで、

  • 本当に必要な工事
  • 不要な工事
  • 過剰な仕様
  • 代替可能な工法
  • 適正価格

が明確になります。

⑥ 保証内容も安心。ハウスメーカーと大きく変わりません

栄和技建で施工した部分については、内容に応じた保証をお付けします。

  • 天災などを除く
  • 自己補修を除く
  • 範囲ごとに年数を設定

と、条件そのものはハウスメーカーの保証とほぼ同じです。
保証を理由にハウスメーカーにこだわる必要はありません。

⑦ マンション修繕で培った技術と経験が戸建てにも活きています

栄和技建はマンション修繕で多くの実績があります。
マンションは規模が大きく、より精密な施工技術が求められるため、そこで培った経験が戸建て修繕にもそのまま活かされています。

ハウスメーカーで建てた住宅の修繕実績も多数あり、クレームのない引き渡しが続いていることが高い評価につながっています。

大切な家だからこそ、“比較する”ことが何より大切です

最後に、ポイントを整理します。

  • 外壁・屋根の修繕はハウスメーカーでなくても可能
  • 中間マージンで金額が高くなりやすい
  • 「保証を付けるために必要」という理由で工事範囲が広がることがある
  • 独自工法・独自部材の心配は不要
  • 修繕は“建てる会社”より“直す会社”が適切
  • 栄和技建は一貫施工なので、適正価格・高品質
  • 見積は複数パターンでわかりやすく比較可能
  • ハウスメーカー見積を基に比較するだけでも大きな安心につながる

当社へご相談されるお客様は、比較して初めて“こんなに違うのか”と驚かれます。

金額を隠した状態でも構いません。
まずは比較して、内容の妥当性を一緒に確認してみませんか?

  • 必要な工事
  • 過剰な工事
  • 代替工法
  • 適正金額
  • 将来も考えた工事の優先順位

分かりやすく丁寧にお伝えします。

【対応可能ハウスメーカー】
 トヨタホーム/積水ハウス/住友林業/大和ハウス/セキスイハイム/ミサワホーム/三井ホーム/パナホーム/
 ヘーベルハウス/一建設/飯田産業/タマホーム/ポラス/一条工務店/アイ工務店/アキュラホーム 等